杉山幌「R.I.P.」

 第7回流水大賞受賞作。移民の受け入れを開始して数十年がたった日本が舞台の青春小説。
 もともと雑誌「パンドラ」にのっていた「完全幸福自殺論」という短編を読んだとき、1ページ目で「これ俺が好きなやつだ!」と確信してたんだけど「R.I.P.」で完全にファンになった。